harukami [cobble]

本物の石と見間違えてしまいそうな質感の「harukami [cobble]（ハルカミコッブル）」。実は全て和紙で作られた、収納ボックスなのだ。開発したのは、福井県にあるやなせ和紙。約1500年の歴史を持つ越前和紙の技術を用いてふすま紙を主に製造しているのだが、近年需要が低下したため新商品の開発を決意。自然の中からヒントを得ようと考えていたところ、河原で偶然美しく丸みを帯びた石を発見。この箱の形に取り入れた。越前和紙を複数枚重ねて強度を高めたり、最新技術である3Dプリンターを駆使して石の持つ絶妙な丸みを再現したりと、美しさと実用性を兼ね備えている。自宅でも旅行先でも、その独特の姿が使う人に安らぎとコミュニケーションのきっかけをもたらしてくれる。