2024年 受賞
輪切奉天
丸英製菓株式会社(大阪府)
輪切奉天は、丸英製菓株式会社が提供する昔ながらのお菓子です。このお菓子は、小麦粉を練りこんで豆状にし、油で揚げたかりんとう生地を、カリッとした有平糖で包んだものです。そのため、「天神様に奉納するお菓子」として奉天と呼ばれるようになりました。この素朴なお菓子は、添加物を使用せず、厳選された原料を使用して作られています。丸英製菓株式会社は1955年の創業以来、奉天菓子を専門に作り続けてきました。奉天といえば、ネチャっとして歯につきやすいイメージがあるかもしれませんが、弊社の奉天はカリッとした食感が特徴で、多くの方に愛されています。昔の奉天は棒状の「棒天」が主流でしたが、一口サイズで食べやすい「輪切奉天」を開発しました。これにより、切断間隔を短くし、一度に食べる量を調整することが可能となりました。昔は包丁で切断していたため手間がかかりましたが、いち早く切断機械を導入することで効率よく製造を進めています。また、飴の部分についても工夫があります。水飴の配合率を極限まで抑えて、砂糖と水飴を高温で煮詰めることで、歯につきにくいカリッとした食感を実現しています。かりんとう生地については、厳選された小麦粉を使用し、ブレンドした植物油でカラッと揚げ、麦芽水飴で絡めることでコクと深みのあるサクサクとした食感に仕上げています。カリッとした食感が自慢の輪切奉天は、湿気が大敵です。そのため石灰乾燥剤を封入していますが、袋にチャックがあるとはいえ、一度開封したものはなるべく早くお召し上がりくださいますようお願いいたします。
丸英製菓株式会社(大阪府大阪市)
2024年 受賞
ジャンル:食品・飲料
ジャンル:食品・飲料