抹茶ガレット

抹茶ガレットは、フランスのブルターニュ地方の郷土菓子ガレットブルトンヌを宇治抹茶テイストに仕立てた商品です。この地方は古くから酪農が盛んで、料理やお菓子にバターを贅沢に使用するのが特徴で、ガレットも小麦粉とバターを同量使用した贅沢なバター菓子です。この生地に香り高い宇治抹茶を合わせることで、独自の味わいを実現しました。有限会社烹菓の店名は、割烹着を着たお母さんの手作りお菓子をイメージして命名されました。1983年の創業以来、一貫して余分なものを一切使用しないことをモットーとしており、多くの商品が保存料や香料を多用していた時代においても、烹菓はその姿勢を貫きました。この理念は40年が経過した今も変わりません。

抹茶ガレットは、和と洋の融合をテーマにした催事に出品するため、25年前に初めて作られました。当時は「コラボレーション」という言葉さえ認識されていない時代でしたが、試行錯誤の結果、この独自の商品が生まれました。時代の変化とともに国産の小麦も豊富に流通するようになり、現在では厳選された原材料を使用しています。特筆すべきは、フランスの発酵バター「エシレ」を使用していることです。発酵バターは乳酸菌発酵により通常のバターよりもコクと香りが増し、抹茶と絶妙に調和します。抹茶ガレットはバターの配合が多いソフトなバタークッキーで、個性の強い発酵バターと抹茶が見事に共存しています。

箱から商品を取り出し、ナイフなどでお好みのサイズに切り分けてお召し上がりください。抹茶は紫外線で色が変わるため、開封後は冷暗所に保管し、早めにお楽しみいただくことをおすすめします。