フードボウル／ウォーターボウル

フードボウル／ウォーターボウルは、合同会社303CATLABが開発した分離式のペット用食器（猫用）です。器と土台は分離可能で、数字と印を合わせることで餌を入れた時間が一目で分かる仕組みとなっており摂取量の把握が容易です。この機能は特許出願中です。特に水分の摂取量は猫の腎不全、結石、糖尿病などの健康状態に密接に関連しており、ウォーターボウルには毎日の摂取量を記録できる「研究報告書」も付いています。器の高さや大きさは佐世保市にあるアトム動物病院に監修を依頼し、猫が食べやすく飲みやすい設計を追求しました。さらに、波佐見焼特有の青みのある白を用いており、水の濁りも分かりやすく設計されています。2022年11月17日に設立された合同会社303CATLABは、2023年7月にフードボウルとウォーターボウルの販売を開始し、2023年11月には長崎県発明くふう展にて優秀賞を受賞、そして2024年2月には令和5年度長崎県特産品新作展において工芸日用品その他部門で最優秀賞を受賞しました。かつて飼っていた猫の「れお」が末期の腎不全になった経験から、飼い主が猫の体調変化に気づけるボウルを作りたいという思いが込められています。自宅で使っていたボウルが重く、洗いづらく、乾かしづらかったため、人間にとっても使いやすいボウルを目指しました。分離式のため手入れがしやすく、洗うのも簡単です。303CATLABのフードボウルとウォーターボウルは、大事な家族の体調変化に気付けるために重要な役割を果たします。ウォーターボウルに付属する「研究報告書」は日々の摂取量を記録し、動物病院での診察時にも役立ちます。また、海外向けの「研究報告書」は英語表記で制作する予定です。