にっとたび

「にっとたび」は絹と綿を使用して編み上げた足袋型靴下です。内糸に「絹」、外糸に「綿」を使用することで、特有の編み構造を実現しており、絹は一年を通じて夏は涼しく、冬は暖かいという特徴があります。そのため、履く人に滑らかな履き心地を提供します。足袋型にデザインされており、親指と他の指が分かれていますが、専用の編機で編み上げるため縫い代がほとんどありません。豊富なカラーバリエーションも用意されており、好みに合わせた色を選ぶことができます。川德商事株式会社は1909年に京都の西陣で原糸卸商として創業し、2009年には「京の老舗」に登録されました。長い歴史を持つ西陣で織物に深く関わり、糸商としての知見を活かした製品作りが行われています。特に工業用ニット製品シリーズ「ミクロハイネス」は多くの製造現場で使用されています。一般消費者向け製品の開発も進めており、絹の良さを活かした「にっとたび」が誕生しました。吸放湿性に優れた絹紡糸を内糸に使用し、外糸に綿を使うことで絹の特徴を活かしつつ強度を補完しています。また、異なる繊維が同色に染め上げられ、カラーバリエーションも多様に用意されています。天然繊維である絹と綿を使用しているため、最初は少し固く感じる場合がありますが、次第に足の形に馴染んでいき、一般的な靴下とは異なる履き心地を提供します。夏のムレや冬の冷えに悩む方々にもおすすめです。今年から発売を開始し、クラウドファンディングで目標金額を達成し、多くの方々の支持を得ました。フィードバックを製品作りに反映しながら、日々進化する「にっとたび」にご期待ください。