wa sent bon(わさんぼん)

wa sent bon(わさんぼん)は、江戸時代から茶道の菓子として用いられていた阿波和三盆糖を現代風にアレンジした商品です。岡萬本舗では、自社農園で栽培された阿波和三盆糖を使用しており、このプレーン、阿波和三盆糖と果実を合わせた苺、そして柚子抹茶の3種類をご用意しています。岡萬本舗は1902年創業の四国・徳島に位置する和菓子屋で、阿波和三盆糖の原材料である白竹糖（サトウキビの一種）も自社農園で栽培し、それを使ったお菓子作りをしています。阿波和三盆糖の伝統を受け継ぎ、未来へ繋ぐという思いを抱き続け、素材の味をそのままお菓子に乗せて届けることに努めています。江戸時代から続く和三盆の文化を、新しい時代の和三盆として創り上げ、素材の風味を感じる一品として仕上げました。日本の文化を五感で楽しんでいただけるように、自社農園で栽培した阿波和三盆糖だけでなく、自社で加工した苺と柚子、さらに京都宇治抹茶も加えております。年齢や国籍を超えて多くの方々に楽しんでいただける商品が完成しました。プレーンは阿波和三盆糖を高純度にそのまま干菓子にし、苺は契約栽培の苺を自社加工、柚子抹茶は四国の柚子と京都宇治抹茶を使用しています。和三盆糖に果実を加えることで湿気が残りやすいという課題を克服し、極限まで完全乾燥させ果実の風味を残しながら和三盆を型打ちできる硬さに調整しました。口に入れると一瞬にして溶け広がり、少し遅れて果実の風味が五感に響きます。阿波和三盆糖という長く受け継がれてきた文化を次世代にも残していくことを目指し、この商品を創り上げました。和三盆糖は上品な甘さと繊細さ、そして素材の味を引き立てる特長があります。緑茶とともにお召し上がりいただければ幸いです。『wa sent bon』のネーミングは「和三盆」と「Wah! sent bon（わぁ、良い香り！）」というフランス語の意味を持たせており、この和三盆が日本だけでなく世界中の方々に広く届くことを願っています。