チタン製酒器『hikiZAN』

チタン製酒器『hikiZAN』は、「何かを足すのではなく、“削る”ことで立ち現れる美がある」という哲学から生まれた製品です。hikiZANは純チタンを削り出して作られ、引き算の美学に基づいたデザインが特徴です。本商品はその第一弾として登場するチタン製の酒器であり、陶器の風合いを持ちながらも、手に持ったときの重厚感や高級感が特別です。株式会社今橋製作所は昭和39年の創業以来、茨城県日立市で電気機械産業向けの金属切削加工に取り組んできました。ものづくりのメッカである日立市の企業として、難度の高い加工に挑戦し、社内技術の高度化を図ってきました。その結果、「複雑形状加工」「難削材加工」という強みを持つに至りました。しかし、近年株式会社日立製作所の脱製造業化により、日立市内の衰退が進行しています。そこで、地域活性の起爆剤となることを目指し、長年蓄積したチタン加工技術を駆使して全国や海外に認知される製品の開発に着手しました。hikiZANの酒器は、高度な金属切削加工技術と独自の表面処理技術によって実現された陶芸の風合いを持つデザインです。さらに、笠間焼作家の船串篤司氏が原型を製作し、1点ずつ異なる表情の揺らぎがある特別なプロダクトです。ブランディングも統一されており、パッケージやリーフレット、ショッパーなどの同梱品も統一されています。hikiZANの酒器は金属独特の金臭がなく、日本酒の味わいや香りをそのまま楽しむことができる特別な器です。一生モノとして息子や孫にまで引き継がれるロマンも感じることができます。日本酒を飲む際の趣のある器として、ぜひご利用ください。