MENU
2024年 金賞

土佐黒打ち捌き包丁

由宗刃物(株式会社ASTREX)(京都府)

土佐黒打ち捌き包丁は、由宗刃物が誇る逸品です。この包丁は、400年以上の鋼の鍛造技術を継承する土佐の鍛冶職人たちによる手造りで、1000℃の炉で熱した鋼材を鍛造・成形し、冷えた後に酸化して残る黒肌をそのまま残した伝統的な製法で作られています。この無骨で手造り感のある外観が特徴となっています。土佐は、大阪・堺に多くの鍛造刃を供給している鋼の一大産地で、多くの鍛冶職人が集積し、現在もその伝統技術を継承しています。しかし、鍛冶職人の高齢化と若手後継者の不足が進んでいるため、国内外のお客様にこの土佐黒打ち包丁を広めると共に、販売量の拡大を図り、若手職人を育成することを目的として、2020年3月、京都の中心部に工場直営店をオープンしました。この捌き包丁は、土佐の伝統的な両刃の出刃包丁を原型に、魚料理専用に開発されました。一般的には魚を調理する際に出刃包丁と刺身包丁の2本が必要ですが、一般家庭や釣り好きの方には魚用の万能包丁が求められていました。そのため、土佐黒打ち捌き包丁は1本で三枚おろしから刺身まで切れるように設計されています。両刃であることにより、一般ユーザーにもまっすぐに使いやすく、絶妙な中厚ブレードは押切りに最適でありながら刺身も切りやすくなっています。さらに、心材には最高級・安来産青紙鋼を使用しており、耐錆性が高く、高硬度で刃持ちが良いのが特徴です。この包丁1本で魚の三枚おろしから刺身まで調理できる便利さがあり、土佐の鍛冶職人が丹精込めて作り上げた丈夫で切れ味抜群の包丁です。魚専用包丁として開発されましたが、肉や野菜も切れますので普段遣いの万能包丁としてもお使いいただけます。鋼の包丁は錆びやすいため、使用後は洗浄してしっかりと水気を取ってください。また、刃こぼれを防ぐために冷凍食品や骨は切らないでください。切れ味が落ちた際には、砥石で研ぐことで元の鋭さを取り戻すことができます。

由宗刃物(株式会社ASTREX)(京都府京都市)

  • 由宗刃物(株式会社ASTREX) 公式Instagram
  • 由宗刃物(株式会社ASTREX) 公式Facebook
2024年 金賞
ジャンル:生活雑貨・日用品

■サイズ(刃渡り)
120/135/150/165mm

■素材
青紙スーパー鋼

■価格(税抜)
・120mm 20,800円
・135mm 22,100円
・150mm 23,400円
・165mm 26,000円

※税込価格および最新情報は各事業者ホームページでご確認ください。

おもてなしセレクション受賞対象の価格表示について