晴レノ日ノ醤油

晴レノ日ノ醤油は、「濃厚でコクのある旨味」「自然な甘みと塩角の取れた柔らかな塩味」「食欲をそそる芳醇な香り」「すっきりとした上品な後味」が特徴の醤油です。厳選した国産材料と奇跡的に発見された45年前の酵母を用い、木桶でじっくり天然醸造しました。一般的な醤油と比べ仕込塩水を20%減じた「十水仕込」という近年では極めて稀な製法により、素材の持つ旨み・甘み・まろやかさを濃厚に引き出すことに成功しました。株式会社ハチマルは文政11年（西暦1828年）創業の醤油屋であり、雄大な牧之原台地と駿河湾に囲まれた静岡県牧之原市（旧相良町）にて190年以上にわたり醤油の製造販売を行っています。地域の人々に愛され、味にこだわって丹念に製造しています。戦後の高度経済成長期に醸造を協業化し自社醸造から撤退していましたが、醤油屋として醤油をもっと知りたい・作りたい、工場見学の子供たちに醸造を見せて大切な日本の食文化を伝えたいと思い、45年ぶりの自社醸造再開を決意しました。選び抜いた材料で試験的に醸造を始めた直後に竜巻で被災し、倒壊した蔵から45年前の醸造時の酵母が見つかり、この酵母を使って醸造しました。豊かでまろやかな味わいと芳醇な香りの醤油となるよう、材料と製法にとことんこだわりました。半世紀の時を経て奇跡的に発見された、創業当時から受け継いだ酵母を用いて木桶でじっくり発酵熟成しました。「晴レノ日ノ醤油」は薄めてもその豊かな味わいを失いません。冷奴にかけた際に豆腐から自然に出る水分で薄まっても醤油の旨みがしっかりと残ります。また含まれる糖分が多く、この甘さが磯部餅や焼きモロコシにも適しており、みたらし風の香りと甘塩っぱい味わいが食欲を刺激します。食卓での付け醤油として奴豆腐や湯豆腐、刺身や寿司、卵かけご飯などシンプルな料理ほど素材の良さを引き立てます。