しのぶふみ

「しのぶふみ」は、大切なかたに想いを伝える時にお使いいただけるお手紙つつみです。京都八幡の小さな工房で一枚づつ手染めされた美しい友禅和紙を使い、礼の心を表す伝統の折形技法で手づくりしています。
京和志の商品で「おくりふみ」という葬儀の折に棺に入れるお手紙つつみがありますが、そのシックな色柄に対して、華やかでやさしい色柄のものが欲しいとのご要望がありました。そこで、裏の重なりを上下で変えることで、お祝いとお悔やみのどちらにも使える「しのぶふみ」を作りました。日本伝統紋様の優美な友禅和紙はそれぞれ意味があり、紗綾（さや）は「幸福」、流水は「清らか」、花唐草は「繁栄」などの願いをのせています。
「しのぶふみ」は、記念日にご主人が奥さまへ、お誕生日やご入学時にお子さまへ、結婚式にご両親へ、桃の節句や端午の節句にお孫様へなど、自由な使い方で、特別な日に大切な想いを伝えられます。また、終活としてご自身の家族や友人に手紙を書き残す使い方もおすすめしています。それが、どんなに心に響くお手紙になるか。
京和志はこの感動をお客様に広く知っていただきたい思いで、美しい友禅和紙を使い、心を込めて手づくりしています。