幸福ぷりん

地元銘菓である温泉まんじゅうと同じ製法で応用し、濃厚ななめらかプリンを作りました。明治時代、山口県山口市で和菓子屋として創業した「なかや菓子店」は、現在で4代目を数える老舗です。食べた人たちの「おいしい」という言葉や笑顔に活力をもらいながら、地元に寄り添ったお菓子作りを通じて地域活性にも貢献してきました。昭和42（1967）年には、地元で温泉が発掘されたことをきっかけに温泉まんじゅうの製造を開始。そして平成26（2014）年、今や地元の名物でもある温泉まんじゅうと同じ製法を応用した「幸福（しあわせ）ぷりん」の製造・販売を開始します。プリンは、男女や年齢を問わず多くの人々に親しまれているお菓子の1つ。「私たちならではのプリンを作って、もっと多くの人を幸せにしたい」という思いをきっかけに開発をスタートしました。原材料には、地元の特産品である「お米で育った卵」や山口県産の牛乳など、地元の良質な食材を積極的に使用。凝固剤を使わず卵のタンパク質だけで固める優しい食感を追求するため、温泉まんじゅうと同様にじっくりと蒸し上げています。地産の食材とこだわり製法で作り上げたプリンは、シンプルながらも卵の濃厚なコクとまろやかな口あたりを兼ね備えた贅沢な味わいです。カスタード味の「定番」に加え、地元名産の健康茶「カワラケツメイ」を使った「河原決明」、プリン生地に宇治抹茶を使用した「抹茶」の3種類を用意。底に敷いたカラメル等も、それぞれの味わいに合わせて作っています。