和尚さんだる

「和尚（おしょう）さんだる」は、鼻緒がソフトで痛くなりにくい、歩きやすい設計の厚底ぞうりです。日本では「和尚（おしょう）さん」と呼ばれる仏教寺院の住職が、お寺の掃除などの作業をするときに最適な履物（サンダル）を、実際にイメージしてデザインしました。
仏教では、「人を乱して悩ませる心」である煩悩が108つあるとされています。このぞうりをデザインした和尚さんが、ユーモアで、表面に飛び石をモチーフにした108つ（煩悩の数）の滑り止めを施しました。裏面のソールはモーターサイクルタイヤのトレッドパターン柄を採用しています。独特のパターンのソールは滑りにくく、足をしっかりと支えます。和尚さんとタイヤメーカーがコラボした、快適な履き心地の履物です。
昔から日本の鼻緒の履物は理想的な歩き方に導く効果が期待できるといわれており、背筋が伸びて足の健康にもつながります。鼻緒は綿入りで足の指を傷めず、長時間の使用に耐えます。かかと部分に厚みがあるので歩きやすく、長めのパンツの裾を引きずることもありません。和装はもちろん、洋装にも取り入れやすい、シンプルでおしゃれなデザインです。表面の108つの滑り止めの突起が足裏を心地よく刺激して、簡単に水洗いできるので衛生的。快適な使い心地で、長く愛用していただけるぞうりです。