マドネスジャパンメイドカーボンシリーズ

カーボン素材を形にするブランドとして2015年9月にＭＡＤＮＥＳＳは生まれました。現フタバモデル製作所社長の片山慎太郎が10年前にカーボン部品の加工を頼まれたのをきっかけにカーボンの魅力にとりつかれ、もっと沢山の人にその魅力を伝えたいと誕生したブランドです。カーボンの主な特徴として、一言で言うと「軽くて強い」という点です。鉄と比較すると比重で1/4、比強度で10 倍、比弾性率が7 倍。その最先端素材であるカーボンで先ずは自社の強みである、『カーボン繊維を難しい形状で成形する技術を活かすこと』。そこで浮かんできたのが、日本古来より縁起物として愛され続けられているダルマと招き猫でした。
『カーボンダルマ』には、日本の伝統工芸である漆で色彩。漆は伝統工芸士の阿多野一夫氏による飛騨春慶塗りに、久世尚可氏の蒔絵を施しました。ボディーは時が経つにつれ艶が増し透明度が増していき、エイジングによって漆黒のカーボンの美しい模様が浮き出て来る姿が楽しめます。そんな黒いカーボンダルマには商売繁盛の意味が込められています。黒色には力強さや迫力を感じさせ、やる気を沸かし、黒字を招き、安定した金運を招く力があると考えられており、商売に関する願い事を込めたい人におすすめです。
一方『招き猫』は、商品化するにあたり、魔除け、厄除けの社寺仏閣の鬼瓦を作る女性鬼師 kumiさんとのコラボレーションにより、少しだけ鬼瓦のテイストを入れた『カーボン招鬼猫』です。 原型を岩月鬼瓦の鬼師岩月久美さんが担当、表情などの彩色はダルマ同様に飛騨高山の蒔絵師久世尚可氏が担当し完成しました。屋根に据えられ家を災いから守る鬼瓦、家に懐き家を守る家猫。どちらも1400年前、仏教と共に大陸から同じ船で海を越え伝わってきました。左手を挙げているカーボン招鬼猫は、建物を災いから守る鬼瓦の力と、人を招き商売繁盛に繋げたい人におすすめです。