久太郎のお漬物 たまて箱

桜島大根をはじめとする、契約農家によって育てられた地産の野菜。それらを用いて鹿児島の地でつくられた漬物は、まさにその土地の恵みを形にしたもの。しかし、近年は食生活の変化もあって消費が減少傾向。JR日本最南端の駅・西大山駅のそばで100年近く漬物を作り続ける中園久太郎商店が提案する「久太郎のお漬物 たまて箱」は、現代人の好みに合わせて使いやすくした漬物の詰め合わせだ。100g前後に小分けされ、食べやすく刻まれた桜島大根のかす漬や国産ゴボウのしょうゆ漬などさまざまな種類の漬物から2種類選んで詰め合わせる。伝統の発酵食品の恵みを無理なく味わえるのだ。この新たな提案が漬物と農家の未来を守り、切り開いていく。