折形、水引アレンジ講座

日本の伝統工芸品である「水引」や600年以上の歴史を持つ「折形」は、日本古来の「包む」文化の象徴。昭和初期ごろまでは、女性のたしなみとして学校で学ばれていた。しかし大量生産の時代になり、買うのが当たり前となってしまった。この講座では、そんな日本古来の風習を体験できる。伝統的な折形や水引に「カワイイ」や「オシャレ」といった現代に合わせた要素を取り入れているので古臭くなく、逆に目新しい。初心者はもちろん、手先が器用でなくても大丈夫。水引も折形も、一つ一つの動作やそれが持つ意味を丁寧に指導してくれるので安心だ。講師や他の受講者たちと日本文化について話しながら学べるのも、この講座の醍醐味の一つ。学ぶというより、遊びの延長線上で気軽に取り組める。無我夢中で作品を作り終え、眺めた時。次はきっと、大切な人を思い浮かべながら、水引や折形を作りたくなるだろう。