fuscoma.シリーズ モデル名「杜」「季」

建具を用いた日本古来の和襖で作られた創作和風家具「fuscoma.シリーズ（フスコマ）」。襖の需要をもっと広めたいという思いから開発した。襖の芯材には秋田杉、躯体は無垢材を使用。摩擦に弱い和紙の特性を考慮し、襖の引手の加工技法である「塵落とし」を本体側に加工。さらに襖に直接触れずに開閉ができる取手も開発し、襖の痛みを防ぐことができる。「襖」は、利用シーンが和室用として限定されてしまいがちだが、多様な種類の和紙を組み合わせてデザインすることで、和紙を生かした襖でありながら、洋風にも対応できる存在感をもっている。日本ならではの襖の文化を、自宅ではもちろん、外国人観光客が利用する宿舎でも違和感なく溶け込みながらも「日本らしさ」を感じることができる一品。