ほろ酔い紀元

「ほろ酔い紀元」は、蟠桃（バントウ）と呼ばれる日本国内で生産量の少ない珍しいモモを原材料に作ったリキュールです。 岡山県は全国でも有数のフルーツ王国で、岡山でモモと言えば「清水白桃」が有名ですが、わたしたちは、県内の他の産地や他県の産地にも埋もれてしまわないように、きよとう果樹園ならではの品種を選び育てています。原材料のモモ「蟠桃（バントウ）」は、中国・明代の長編小説「西遊記」で孫悟空が食べ、不老長寿になったと伝えられるほど歴史が古く、平たい円盤状の形からフラットピーチ、ドーナツピーチと呼ばれることもあります。濃厚な甘さと強い香り、マンゴーのようなねっとりとした食感が特長で、一度食べるとクセになる味わいです。独特の食感が人気の品種ですが、実が割れやすく栽培するのが難しいことから、日本国内でも栽培している農家は少なく、珍しいモモです。私たちは、きよとう果樹園で採れた蟠桃を季節問わず気軽に味わってほしいと思い、生産者自ら味や香り、ラベルデザインに至るまで思いを込めて商品化しました。濃い甘さはそのままにすっきりと飲みやすいリキュールに仕上げているのでロックや炭酸割のほかにも、オレンジジュースや紅茶で割るのもおすすめです。有意義で楽しいお酒時間になるように、カクテルレシピや蟠桃にまつわる伝説などを紹介するチラシも同封しています。