対馬海洋包丁

「対馬海洋包丁」シリーズは、対馬の美しい海を守るというプロジェクトから誕生した、環境への配慮と伝統技術が融合した革新的な逸品です。一般社団法人対馬CAPPAおよび長崎県対馬市と連携し、和包丁ブランド「MUSASHI JAPAN」が2年にわたる開発の末に完成させました。2024年6月から販売を開始し、これまでに刃5種、柄9色の全45パターンを展開しています。本シリーズでは、対馬に漂着する海洋プラスチックごみを独自のリサイクルプロセスによって、カラフルで軽量な柄へと再生しています。収集・選別・洗浄を経て、美しさと実用性を兼ね備えたハンドルへと生まれ変わらせました。また、従来成形が困難とされてきた多種混在の海洋プラスチック素材も、厚肉成形技術を駆使して克服。これにより、環境負荷の低減と持続可能な社会への貢献を実現しています。さらに、熟練職人が伝統技法を用いて仕上げた刃は、優れた切れ味と美しさを兼ね備えています。また、柄の内部にはNFCチップを埋め込み、スマートフォンで手軽に商品の詳細情報や環境保全活動を確認できる仕組みを導入しました。発売以来、多くの支持を受け、毎月200本以上を販売する主力商品となっています。また、「対馬海洋包丁」シリーズを購入されるお客様の95%が外国籍であり、日本の技術とサステナビリティへの取り組みが海外の方々から高く評価されています。