GRANT「イーグルフェザー」

1998年に設立し、今年25周年を迎えるGRANTが作り出す「イーグルフェザー」は、代表である窪田氏が、一つ一つ彫金しているシルバージュエリーです。 「ワシの羽を手にしている時は嘘いつわりなく真実のみを語らなければならない」という言い伝えがあります。その意味をふまえ、窪田氏は、なぜ型取りをせず一つ一つの彫金にこだわるのかをこう語ります。 「本来、人はアクセサリーがなくても生きていけると思います。しかし私は、一つ一つのジュエリーを、心を込めて制作しています。私の作るジュエリーを身につけていただく方には、苦しい時、悩んだり迷ったりした時に、このイーグルフェザーを握り、目を閉じて嘘いつわりのない本当の自分の気持ちを見つけてもらいたい。そして大空を自由に羽ばたくイーグルのように自由意志を強く持ち、自分らしい人生を歩んでほしいと願います。だからこそ、私が一つ一つ彫金する意味があるのだと信じています。」 窪田氏は、独学で試行錯誤をしてこの技法にたどり着きましたが、羽ばたく羽を金属で作る上で、その軽さを表現する道は、大変険しいものでした。この羽を世界の人たちに届けられるように、氏は現在も日々の努力を惜しまず、「モノ作りの国」日本の誇りと魂を持ちながら、心を込めて作り続けています。