モチーフ ブランケット

「モチーフ ブランケット」は、残糸を使用し、1枚1枚かぎ針で編んだモチーフを繋いで制作したブランケットです。
ニット工房 編む〜るは、宮城県気仙沼市で1982年に開業し、ハンドメイド専門のOEMとして様々なブランドのニット製品を作ってきました。開業当時からハンドニットマシン（家庭用編み機）による手づくりの感覚を大切に、手編みに近いふわっとやわらかい風合いのニットを製造してきました。2011年の東日本大震災の時には、幸いにも工房への大きな被害は免れ、ライフラインがなかなか復旧しない中、震災発生後1週間ほどで電気を必要としない作業から事業を再開し、工房で働く編み手さんと共に活動をつないできました。2020年には、かねてより立ち上げたかった自社ブランド「AMOUR」を立ち上げました。
OEM製品の製造を通じて、完成後に残ってしまった高級な糸を処分してしまうのは「もったいない」と感じており、糸がもったいない、資源を大切にしたいという気持ちが高まり、AMOURブランドの商品として「モチーフ ブランケット」の製作を始めました。
基本的には残糸を元に製作し、色合わせで不足している場合のみ新しい糸を使用することで、資源を大切にすることはもちろん、材料費を抑え商品の価格自体を抑えることに結びつけています。残糸を使用しているので同じ物を製作することは出来ず、すべて1点物。そのため在庫商品に気に入った色が無ければ、受注生産での製作準備も進めています。