薬用入浴剤 湯躍

薬用入浴剤 湯躍（ゆやく）の開発は、別府の大地より湧き出る温泉の力に魅せられて、「温泉成分の結晶である“湯の花”をご家庭の湯船でもご活用いただきたい」との思いからはじまりました。日本一の温泉郷、大分県別府温泉には350年ほど前から伝わる、国の重要無形民俗文化財でもある湯の花小屋での、“湯の花づくり”があります。小屋の中では、まるで湯の“花”を栽培しているかのように、手間暇かけて温泉成分を結晶化させます。別府湯の花は、温泉由来の微量成分を含み、お湯に戻りやすい特長を備えています。この唯一無二の特別な湯の花から、ご家庭で毎日ご利用いただくために、風呂釜を傷め、独特な臭いを放つイオウを取り除き、湯の花エキスを精製します。さらに湯の花エキスは肌にやさしくなめらかな湯質が特長のアルカリ性温泉成分と掛け合わせ、薬用入浴剤へと仕上げていきます。自宅のお風呂で毎晩湯船に浸かり一日の疲れを癒すことは、世界一長寿の国を支える、日本特有の誇るべき習慣です。日本人の歴史と生活に深く根ざした入浴文化と共に、湯躍をお使いいただくことにより、50年以上に亘り考察・研究し続けた温泉感のある入浴を通して、病に負けることなく健康的な日常が重ねられる一助になればと願います。