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2021年 金賞

常滑焼黒福形紫襟巻急須二客セット

有限会社水本陶苑(愛知県)

常滑焼窯元、有限会社水本陶苑「宇幸窯」の急須と湯呑み2個の茶器セットです。
常滑焼は愛知県常滑市を中心に古くから作られている焼き物です。日本六古窯のひとつに数えられ、起源は平安末期までさかのぼります。そして、江戸時代末期に鉄分の多く含まれた土を酸化焼成する朱泥急須が誕生しました。
朱泥急須には酸化鉄が多く含まれているので、お茶のタンニンと反応を起こして渋みを抑えてくれるといわれます。常滑焼の急須は、注ぎ口のお茶切れの良さ、持ち手の持ちやすさが特徴です。本体と蓋を一つずつ擦り合わせているので、気密性が高く、茶葉を十分に蒸らして美味しいお茶が抽出できます。
当社では朱泥急須に還元焼成を重ねて、土に含まれる鉄分を黒色に変化させています。
茶漉しは当社で開発したステンレス帯茶漉し網です。急須の内側をステンレス網がぐるりと一周して、急須と網の間にできた隙間がすべてお茶の出口となります。茶葉が広がりやすく、そして深蒸し茶のような細かい茶葉でも目詰まりせずにスムーズに注ぐ事ができます。
袋を絞ったような形状の黒泥急須の襟部に紫泥を彩色しています。湯呑みの内側には白釉薬を筆塗りして手作り感を演出しています。

有限会社水本陶苑(愛知県)

2021年 金賞
ジャンル:生活雑貨・日用品

種類

セット内容
・急須(320cc) 1個
・湯呑 2個

価格(税別) ※税込価格および最新情報は各事業者ホームページでご確認ください。