ことぶきや 餃子

「ことぶきや 餃子」は、手包みの製法で蒸して仕上げた「焼かない」餃子です。
わたしたちは、名古屋駅前の百貨店の開業に伴い、コロッケなど揚げ物のお店として戦後間もない1954年（昭和29年）に創業しました。その後、各家庭で手軽に食べられるようにと、1958年頃より焼売、餃子の製造販売も開始し、今では「ことぶきや」の看板商品となりました。工場と店舗を合わせて毎日3,500～5,000粒の餃子を手包みしており、蒸したばかりの出来立て餃子は現在も店舗で販売し続けています。
私たちが作る餃子は、焼売と同じ「蒸す」製法を取り入れており、蒸しあげた際にギュッと濃縮された素材のうまみが最大の特長です。羽二重のような極薄で大判の皮は特注品で、お肉たっぷりの餡を味わえる“おかず”にぴったりな大粒の餃子です。餡は自社工場で挽いた国産100％の豚肉と鶏肉に国産の野菜を混ぜ合わせており、肉々しさと玉ねぎの甘味を感じられるシンプルで家庭的な味に仕上げています。機械では包めないほどの溢れんばかりの餡を、職人が1つ1つ丁寧に手包みしています。1粒30gとボリュームのある餃子は食べ応えがあり、ニンニクも抑えているので心置きなくお楽しみいただけます。私たちは、名古屋駅前の最古の惣菜店として、みなさまに60年以上に渡り愛されてきた「伝統の味」を、この先も継承しお届けしていきたいと考えています。