もりのともだちシリーズ

本商品は、北海道産木材で作った「お食い初めから使える赤ちゃんのための器」のシリーズです。北海道の森からやって来た木々が器に姿を変えて、赤ちゃんのごはんを応援するよ、赤ちゃんの友達としてずっとそばにいたいから、丈夫で長持ちするよ、という想いを込めて「もりのともだち」と名付けました。
私たちは、北海道札幌市で手作業で木製食器を製造する、小さな木工房です。木材は地元産にこだわり、自社商品はすべて北海道産木材で作っています。このシリーズでは、北海道産のハンノキ（Japanese Alder）という木材を使用しています。ハンノキは、北海道から九州まで広い範囲に分布している広葉樹で、成長がとても早いものの、材木としての流通は少なく、ほぼ使われていません。私たちはその点に着目し、再生可能な森づくりに貢献したいと考え、ハンノキを採用しました。かわいい器たちは、北海道出身で札幌を拠点に活動されているデザイナーの高橋尚基（たかはし　なおき）氏によるデザインです。見た目のかわいさだけでなく、「片手で赤ちゃんを抱えてもう片方の手で離乳食を食べさせるお母さん」が使いやすいように、という事を強く意識して設計されており、持ちやすさ、ひっくり返りにくさ、落とした時の割れにくさ等、使い勝手への工夫が満載です。
私たちは、毎日使う食器だからこそ、木材に撥水性や防汚性を施す「塗装」は最重要であると考えています。様々な塗装方法を試し実験を重ねた結果、「ノンシンナーガラスコーティング」を採用しました。「ノンシンナーガラスコーティング」は、防汚性能が高く、塗膜が劣化しにくく、それでいて溶剤がアルコールのため安全性も高いので赤ちゃんにも安心して使っていただけます。