2022年 金賞
濱文様 絵てぬぐい
株式会社ケイス(神奈川県)
日本の美しい季節の風景を、日本の伝統的なテキスタイルである「てぬぐい」の上で表現した「絵てぬぐい」です。「捺染(なっせん)」という染色技法で染めており、色あざやかな発色が特徴です。
1859年の横浜港開港後、多くの外国商館が横浜に集まり、輸出用の生糸市場の発展とあわせて捺染業が地場産業として発展し「横浜捺染」と呼ばれるようになりました。横浜捺染は、木版や紙型を経て、昭和初期にはスクリーン型を使った染色手法が確立されました。布地の質感を損なわずに、繊細な柄を鮮やかに表現することができるこの手法は、高級シルクスカーフの染色技術として有名なイタリアのコモ地方と並ぶ技術でもあり、世界から高い評価を得ています。
濱文様の「絵てぬぐい」は、横浜捺染の伝統が今も息づいており、手作業で何十色、何十型も使うシルクスカーフの染めで長年培ってきた高度な横浜の捺染技術と、独自開発した和晒しの綿生地「若葉」を使用し染め上げています。和晒しの反物は熟練した技でなければそのまま染めることは難しいのですが、濱文様では、天然繊維本来の風合いを生かすために和晒しにこだわり、受け継がれた伝統と職人の技で独特の風合いを生み出しています。
季節ごとに新しい柄を発表しており、通算柄数は3000柄を超えています。専用の額に入れて飾ることで、日本の四季が持つ独特の風情や美しい情景を世界中どこにいても手軽に楽しむことができます。
2022年 金賞
ジャンル:インテリア・ファッション
ジャンル:インテリア・ファッション
種類
季節ごとに多数の柄あり
(春59種、夏61種、秋48種、冬43種、※一部重複あり)
サイズ
34×90cm
(生地により多少の誤差あり)
価格(税別) ※税込価格および最新情報は各事業者ホームページでご確認ください。
1,000円~1,200円(税別)
※柄によって異なる