あたまのいす

「あたまのいす」は、株式会社スキーマが運営するTATE Lab.によって開発された木製の椅子で、現代社会の忙しさの中で瞬間的に頭を休める新たな体験価値を提供するウェルネスプロダクトです。都市型生活を送る現代人は日々の業務に追われ、心身ともに深い休息を求めています。このニーズに応えるために企画された本プロジェクトでは、“必ずしも座ることだけが椅子の役割ではない”という発想から、頭を休めるための椅子を考案しました。視界を遮り、五感を意識し、自分自身の心の声に集中できる特別な空間を提供するメンタルヘルスケアプロダクトとして、頭を預けられる椅子を生み出しました。さらに、専用の台座を使用することで通常の腰掛け椅子としても利用できるため、ホテルやオフィス、公共エリアなど幅広いシーンで使用可能です。TATE Lab.では、最先端の木材加工機材を導入し、家具職人が丁寧な手仕事を施すことで高品質な製品を生み出しています。本製品では地産地消と高品質な素材の使用を重視し、埼玉県秩父産の針葉樹合板を採用しました。TATE Lab.の理念である“五感拡張型クリエイティブ制作室”としての活動はこの製品にも反映され、従来の椅子とは異なる新たな価値を提供しています。