アジア選定員賞
温泉湯豆腐
有限会社平川食品工業(佐賀県)
日本三大美肌の湯として知られる九州の名湯、嬉野温泉の名物、温泉湯豆腐。以前より旅館の朝食として提供されていたものを、ご家庭でも気軽に楽しめるようにと30年以上前に商品化したもので、専用のお豆腐、嬉野の温泉水と同質の成分からなる調理水、専用の胡麻だれ・ぽん酢などがセットになっています。
普通のお水ではなく調理水で湯豆腐にすると、豆腐が溶け出し、汁が白濁して、お豆腐はとろとろの食感になりますので、胡麻だれやぽん酢をつけてお召し上がり頂きます。お豆腐を食べた後は白濁したスープで豆乳鍋、最後は締めの雑炊と、一回で三度楽しめ、さらにずっと煮込めば湯葉も出来てきます。
お豆腐には、全国でも有数の大豆の栽培地である佐賀県の大豆を100%使用。
佐賀県・嬉野温泉にある佐嘉平川屋直営の嬉野店では、この温泉湯豆腐の定食を提供しており、遠方からも多くのお客様に来て頂いております。また、福岡にある直営のカフェでは、温泉湯豆腐をスンドゥブやクラムチャウダーで味付けし、スープのような形態でも提供しています。
プラントベースの食品が注目される中、今後益々温泉湯豆腐にスポットが当たるのではないかと思っています。