刀箱 漆

土台に漆を使用した刀展示ケースです。短刀、脇差、刀すべてのサイズを飾って頂く事が可能です。
刀の美しさは日本人のみならず外国人観光客の心も魅了してやまない。しかし刀を見ようとも、美術館へ行かないと見る事が出来ないのも事実。しかしこの「刀箱」は違う。コンセントに差すだけでその場が美術館のようになる。レストランやバー、ラウンジ、ホテルなど、置くだけで空間が厳かな雰囲気になるのを感じるはずだ。そして見た人の話題を生み、その時間を大切な思い出として留める。
刀の展示は実はかなり難しい。普通にライトを当てるだけでは刃文や鉄表面の模様などの特徴を捉える事が出来ない。それ程に刀は奥が深い。
一方でこの「刀箱」は、ライトから台座、部品まで1点1点全て刀の事を考え作られているので、刀を最高の条件で鑑賞する事が出来る。愛刀家と刀剣商が打ち合わせを重ね作り上げたからこそ実現できた、現代の住宅様式に日本刀を合わせた新しいライフスタイルの提案である。
「刀は見ると心が落ち着く」と言われている。実際、戦で刀が使われる事は殆ど無く、それよりも精神的な支えとして武士は所持していたようだ。絵を飾るように刀を飾る人が増え、それを眺めた人の心を支え、集中力を高める事に役立つと嬉しく思う。