七福味噌
二十四節氣 神楽(長野県)
食べ方は十人十色
滋味に富んだ万能味噌
日本を代表する調味料、味噌の歴史は長いが、使い方の幅は意外と広くはないイメージである。そこで、国内外の人が食べやすく、さまざまな料理にも取り入れやすいよう開発されたのが「七福味噌」。長野県の伝統食材「信州味噌」の中に、リンゴ、玉葱、生姜、ニンニク、胡麻、クコの実、クルミ(「旨辛」には唐辛子)といった7つの食材を練り込み、芳醇で豊かな味わいに仕上がっている。そのまま惣菜味噌として食したり、調味料として和洋中の料理に幅広く使えたりと、汎用性も抜群。保存料や化学調味料を使わずに安全性を優先しながらも、試行錯誤の末に確立した独自の調合により、約1年もの賞味期限を実現しており、使い勝手も良い。世界中の食卓の毎日の食事を豊かにしてくれる可能性を秘めた新しい味噌である
受賞者の声
それまで考えあぐねていたアイデアを2011年東日本大震災を機に後悔はしたくないという思いから開発・製造・販売を始め、毎年少しずつですが大事に育ててきた商品だけに思い入れも深く喜びもひとしおです。この七福味噌は信州を代表する発酵食品、信州味噌の中に林檎や胡桃といった7つの食材を練り込んだ惣菜味噌です。安心して召し上がれるよう化学調味料や保存料などは一切使用しておりません。白いご飯と一緒に召し上がっていただくのはもちろん、使い方次第でいろいろなお料理にお使いいただけるよう食味のバランスを調整しています。この味噌は日本の料理だけでなく世界の様々な料理にもきっと使えるような味の普遍性を持ったものにしたいと考えました。この受賞を機に、さらに多く食卓にこの味噌が花を添えることができましたら幸いです。