• 独特の「意匠」が放つ圧倒的存在感
    現代建築と伝統が融合する空間

別邸仙寿庵

株式会社旅館たにがわ 別邸仙寿庵 (群馬県)

谷川岳の麓、山深い谷川温泉に独特の意匠が魅力の宿がある。それが別邸仙寿庵(べっていせんじゅあん)。玄関を入ると、まるで吹き抜けのような天井に息をのむ。日本旅館の常識にはない圧倒的な存在感だ。歩みを進めると欧州の教会建築と見紛う荘厳な雰囲気を持つ曲面廊下が眼前に広がる。仙寿庵は、至るところに日本の伝統技術がふんだんに取り入れられており、旅館というよりも芸術品を見ているかのように錯覚する。四季折々の変化を見せる谷川岳の景観も、芸術性に拍車をかける。
この価格帯の宿には珍しく「就学児」を受け入れているのは多感な時期に「旅館の文化」に触れてもらいたいという想い、旅館文化の伝道師たらんとする矜持があるからだろう。伝道師たるスタッフは、この独特な世界観を持つ宿の主役となる宿泊客の「バトラー(執事)」的存在。常に視界の片隅に控え、主人の気持ちを察知し素早く行動する。滞在が進むにつれ心地よさが増してゆくのが仙寿庵のスタイルなのだ。
Experience

見覚えのある景観が
存在しない空間

壁や天井にある幾何学文様は江戸墨流しという技法を使っており、壁や天井板をそのまま墨に漬け込んでできた模様。従来の旅館とは違った雰囲気を醸し出す。

高い睡眠の質を
約束するおもてなし

敷き布団、枕は数種類の中から好みのものを選べる。旅館での睡眠の質を高めることへのこだわりを感じる。

無添加にこだわった食事

夕食は谷川岳の山、川の素材を生かした自慢のコース料理。添加物を一切使わず、自然の味を提供することにこだわりを持つ。

旅館文化の伝道師として

「日本の旅館文化を継承していくために、幼少期における旅館の原体験が大切」という考えから子供連れの宿泊客も受け入れる。

Value

建物から漂う圧倒的存在感、それに勝るとも劣らない四季折々の景観の美しさが仙寿庵の魅力である。屋号の由来となった「仙人が住むような清らかな場所」という立地、日本の職人の技術の粋を極めたような館内のしつらえや庭園が組み合わされることで、秋の紅葉、冬の雪景色、初夏の新緑や蛍の光など、四季の移ろいをより色濃く味わえる。館内のしつらえは定期的に更新され、景観も季節ごとに大きく変わるので、一度だけではその魅力を味わい尽くせない。季節を変えてまた訪れたくなる宿、それが仙寿庵である。

Promise

温泉旅館で過ごすことは「非日常」の体験です。一日に数回入浴すること、早い時間の夕食や就寝、いずれも日常では味わえない非日常のひとときです。そのため仙寿庵では、滞在中すべての時間においてお客様が主役となり、心地よく過ごせるように注力しています。「ルーム」と呼ばれる客室係がその象徴です。お客様が仙寿庵を満喫し、非日常を過ごすために、まるでバトラーのように一定の距離感を保ちながらも常にそばに控えます。その接遇は、スタッフ全員で定めた行動指針に沿って行われています。

別邸仙寿庵

2017年 体験・サービス部門 体験・サービス部門 受賞
部門宿泊施設

受賞企業名:株式会社旅館たにがわ 別邸仙寿庵