• 京都の粋が凝縮された
    「手織り寿し」という和食アート

手織り寿し

株式会社AWOMB(京都府)

昔ながらの木造建築が今なお建ち並び、織物問屋が軒を連ねる京都・室町の片隅にある築80 年の京町屋。その木造建築の中に足を踏み入れると、昭和初期の風情を残す外観とは一変し、白を基調としたモダンな独特の空気感が漂う。ここが今京都で最も予約が取れない料理店の一つ、「AWOMB (アウーム)」である。「AWOMB」で提供される料理は「手織り(ており)寿し」一つだけ。しかしそのたった一つの料理に、オーナーのすべての想いが込められる。料亭で修行し、京都・北白川で寿司店を経営してい
たオーナーの「京都」という土地に根ざした店をつくりたい、京都に回帰した料理にこだわりたい、という想いを具現化したものが、この「手織り寿し」なのだ。無農薬の京野菜など食材も厳選し、盛り付けも京都の街並みを再現した格子状。室町の伝統産業である「織物」が見事に料理に昇華され、料理の枠を超えたこの一品は、「和食アート」と呼ぶべき美しさをまとっている。
Experience
京都の街を表す美しい盛り付け

京都の街を表す美しい盛り付け

季節ごとの京野菜や湯葉、魚介類など色とりどりの食材が、京都の碁盤の目の街並みのように盛り付けられている。食べるのがもったいなくなるほどの美しさだ。

京都の伝統が薫る食材

京都の伝統が薫る食材

ダイコン、カブ、ナスといった伝統的な京野菜に加え、黒七味や山椒などの薬味にまで京都の食材にこだわる。それらを自由に海苔と酢飯で巻いて、手巻き寿司のように食べる。

型にはまらない自由な食べ方

型にはまらない自由な食べ方

美しく盛り付けられた「手織り寿し」だが、食べ方は自由。好きな食材を自分好みに組み合わせて食べるのが正解。海苔と酢飯は追加料金を支払えばおかわりも可能だ。

リノベーションされた京町屋

リノベーションされた京町屋

昭和初期に建築された京町家をリノベーションした店舗は、80年の歴史を持つ木造建築ならではの重厚さと、現代的な調度品の明るさが調和した、新旧のよい部分が合わさった空間。

Value

京文化の風情が漂う京都・室町を歩き、木造建築ならではの重厚さと白を基調としたモダンなしつらえを感じる店内で、京都らしい味覚と盛り付けにこだわった料理を味わう。ただ舌で味わうだけではなく、店に到着する前の段階から京都の雰囲気を五感すべて使って体感できるのが、「AWOMB」の大きな魅力だ。しかも、味わえるのは京都の伝統だけではない。観光客が想像する「京都らしさや京都の粋」が凝縮されている一方で、今まで見たことがない京都の魅力も垣間見える。「手織り寿し」を通し、京都の温故知新を体験できるのだ。

Promise

創造性あふれる「手織り寿し」の盛り付けに、どこから箸をつけるか悩むかもしれませんが、気にせず、自由に組み合わせて食べるのが一番です。「織る」という言葉には、色々なものを組み合わせるという意味があります。「手織り寿し」もその言葉通りに、自由に組み合わせて食べましょう。もちろん一人で楽しむこともできますが、「大切な人」と一緒に訪れてもらい、ただ料理を食べるだけではなく、食材の組み合わせを楽しみ、語らい、新しい京都の魅力を見つけながら時間を過ごすのがおすすめです。

手織り寿し

2017年 体験・サービス部門 金賞
部門: 飲食店

受賞企業名:株式会社AWOMB