• 脈々と受け継がれる“伝統革工芸”
    手作業から生まれる華麗な模様で暮らしを彩る

文庫革

文庫屋「大関」(東京都)

皮革工芸品の老舗である文庫屋「大関」が制作した、古びた革の美しさが印象的な革細工「文庫革」。真っ白な皮革に型を押し、彩色を施し漆を使って仕上げた、手作りの工芸品だ。

関東大震災により途絶えかけた制作技術を、初代社長の大関卯三郎さんをはじめ、卯三郎さんの娘である大関春子さんらが脈々と受け継いできた。今は春子さんを中心に20名ほどの職人によって数ある工程を分担しながら制作されている。色とりどりの花があしらわれた「小花柄」など型や模様のバリエーションは100種類を超える。毎年2、3種類発表される新柄にも注目だ。